住宅ローン解説

賃貸と購入の比較

賃貸と不動産購入を比較しどちらが得かという疑問は、もう長らく言われ続けています。そして結論から言うと、一概にはどちらが得とはいえずその人のライフスタイルによる、としか言えないモノです。というのも双方には、それぞれメリットとデメリットが存在しているからです。

まず賃貸のメリットと言うと、まず身軽であるという点を挙げる事が出来ます。例えば転勤や家族の都合等で引っ越しする事になった場合、賃貸ならば契約を打ち切り、スムーズに引っ越す事が出来ます。更に身軽さを活かし、契約を更新せずに新築を移り住んだり、色んな街で暮らしたり出来ます。ですがデメリットとしては、あくまで借りているモノなので何十年と家賃を払い続けようと、自分の財産にする事は不可能です。同時にずっと家賃というまとまったお金を支払い続ける羽目になります。

一方、マンション等の不動産購入を行った場合のメリットとしては、家賃を支払う様な感覚でローンを完済すれば、自分の所有物にする事が出来るという点です。そうなれば毎月、家賃の様なまとまったお金を支払う必要もなくなるし、必要なくなれば売りに出し、お金に変える事も可能です。ただしデメリットとしては、物件が老朽化するとその修理費や維持費等といったお金が掛かる上に、引っ越す事になった場合でも、物件を売却してからじゃないと動けなかったりして何かと面倒です。

468577743

そもそもこのご時世で東京で一戸建てなんて夢のまた夢といいますが、葛飾区や足立区なんかの物件を見てるとそうでもなさそうですけどね。むしろ、千葉などの郊外に出るよりも安い場合もあるようですし、要は環境的に住みたいかどうかってのが大きいのでしょうか。新築戸建で3千万円前後ですから。しかも23区です。駐車場のスペースとかの問題はありますが、郊外に出ても駐車スペースは別で確保する場合だってありますから、郊外に購入したり賃貸を借り続けるよりもこちらの方がお得に見えますが、感覚は人によって異なりますよね。個人的にはすごくコスパ良しと感じます。

マンション購入のコツ

マンションを購入する場合のコツをいくつか見ていきます。マンションは新築も有れば中古の物件も有ります。物件を買う場合は、価格、新築か中古か、場所、広さなど色々な検討項目が有ります。新築であれば、最新の設備と安全装置が付いています。そして、良い材料を使用していると価格は高くなります。材料が安い場合は価格も少し安いです。

521107051

しかし、新築の場合は、これから生活する期間が長くなりますので、やはり、良い材料を使用した物件が良いです。安い物件との価格差を埋める、または逆転するには、ローン期間を短縮するか、一括で支払うかすると、トータル金額はローンの長い中古物件より安くなるかも知れません。一時的に生活の保証の貯蓄が減りますが、出来れば一年分の生活費が残るなら、それ以外の貯蓄を物件の支払いに回しても何とかなるでしょう。不安定な世情はまだしばらく変わりませんので、思い切った判断も必要です。

また、中古物件の場合、金額は同じ条件の新築より安いですが、傷みがあちこちに見られる場合は設備関係も故障の可能性が有ります。特にオール電化マンションも初期のものは温水器の傷みも出てくる頃です。これは特に価格が高い設備ですので、交換するには100万円近くかかる場合が有ります。部品代も数万円など、自己負担のメンテナンス費用がかかりますので、電気設備関係が交換し終わっていればまだ安心です。以上簡単にコツを説明しました。

もちろんエリア選びも重要になります。都内でも注目の再開発エリアの一つが「ひばりが丘団地再生事業区域」です。高度経済成長期に置いてヒバリーヒルズと憧れの地であった「ひばりが丘団地」は1959年に竣工した首都圏初の大規模団地で、その後全国に広がった団地のモデルケースにもなったというものです。その憧れのひばりヶ丘団地も、老朽化に伴い再開発することになりました。

その特徴は、すっかりブランドにもなった「ひばりが丘団地」として成熟していた街を壊さずに、良さを生かすというもの。再開発と言ってもひばりが丘の良さを残しての再開発なので、やはりこのちはまだまだ人気のエリアですし、今後はさらに人気が出るでしょうねとひばりが丘の不動産業者さんも仰ってました。

一戸建て購入のコツ

一戸建て住宅を購入する時のコツを考えてみます。ここでは、新築建売住宅について見ていきます。建売住宅は既に建築済みの物件ですので、自分が欲しい物件を探すことになりますので、大なり小なりデベロッパー会社か不動産業者に相談することになります。

そして、一戸建て住宅が建っている場所は様々ですが、注意が必用なのは、土地が広くない場所に数件並んで、または、そのエリアだけ10軒ほど固まって建っている場所です。この場合、土地が問題になるのですが、2軒で1つの土地であったり、5件でひとつの土地であったりと登記簿を見ないと分からない場合があります。5軒などになると集合住宅扱いになります。それは建築出来る建物に規制があったためそうならざるを得なかったためです。そのような住宅は、極端な場合、建て替えて済む事が出来ない場合がありあます。

また、建物がよく見るととなりと繋がっていて、デザインだけ全く違う場合は確実に集合住宅です。そうすると、建て替え時にとなりとの協議が必用になります。お互いに気を使いますので、長く住む予定の場合は今挙げた物件は避けたほうが無難です。将来他人に転売しても、その方も困るはずです。案外、そういった土地に建つ一戸建て風の建物がありますので、よく確認して購入するのが基本的かつ重要なコツと言えます。

建売住宅のメリット

建売住宅は注文住宅と比べられる存在であり、一般的なイメージとしてですが、特に個性がなく価格も手頃であると言った事があげられるのではないでしょうか。しかし建売住宅のメリットは多いというのも事実です。大手のメーカーなどは、その時代に敏感であり、家族のライフスタイルの変化や間取りの流行などを良く知りつくした上で家を作っていますので、逆に、今現在売られている新築の建売住宅は流行を取り入れた最先端であると考えても良いという事です。

また個性がないと思われがちですが、ほとんどの家は個性がないのではないでしょうか?終生に渡って住み続けていく事を考えると、不便を感じずに生活がしやすいというのが一番であり、特別な個性が必要であるのかは疑問です。また同じ家でも住み続ける家族によって、個性というものが出てくるのが家というものです。建売住宅を作るメーカーは、平均的でかつ時代に合った家造りのスペシャリストですので、安心感という点でもメリットが大きいと言えます。また実際に目で確かめる事ができるというもの、その後の生活を想像する上で非常に役立ちますので、この点も大きな魅力です。また価格面では坪単価も手頃であり、若い世代にも購入しやすいという点もメリットと言えます。

新築一戸建てを選ぶ際、重要視するポイントは人それぞれだと思います。ただ、それでもやはり基本となるポイントは決まっていますよ。代表的なポイントとしては、「立地」「地盤」「構造」「間取り」「資産価値」一つ一つの詳細については、管理人が参考にしたサイトを見てもらうとして、前の四つは実生活が快適に送れるかに関わってきます。自分のこだわりだけを追求するよりも、なんだかんだで暮らしやすい家が一番いい家だということはよく聞きますよ。

注文住宅と設計事務所

家は一生に一度と言って良いほどの高価な買い物なので、この先数十年ものあいだ払い続けなければならない住宅ローンの事を考えても、決して失敗だけはしたくないものです。建売住宅と違って注文住宅は、一からこちらの希望を伝えて、それを設計事務所に叶えてもらわなければならないので、建売住宅を購入するときよりは時間のかかるものです。
しかしこちらが時間をかけて相談したいと思っているのに、設計事務所の担当者の態度がいい加減だったり、あまり人の話を聞かないようなタイプだと、いちいち提案するのも嫌になってしまうので、担当者の性格が自分に合わない場合は、別の良い設計事務所を探した方が無難です。

注文住宅を建てる際は、まずこちらが出せる予算を伝えて、その予算内で設計してもらわなければなりませんが、良い設計事務所の場合は、相談時にも次々と優れたアイデアを出してくれるので、結果的に完成後は、予算を超えているんじゃないかと思うぐらいの立派な家になることがあります。
購入者は設計や建築について細かいことはわからないので任せるしかありませんが、それでも相談時に相手の情熱や熱意と言うものは伝わってくるものです。本当にこちらのことを考えて、良い家を作ってくれると感じられるような設計事務所を見つけるようにしたいですね。