住宅ローン解説

住宅ローン選びのコツ

465342255消費税の増税を控えて、住宅ローンの借入を検討している方が増えています。
そんな状況下であるからこそ、賢い住宅ローンの選び方が重要になってきます。
選ぶポイントの一つに諸費用があります。

ローンという商品は、昔と違って、連帯保証人を付けるという方法ではなく、保証会社に保証料を支払って連帯保証人の代わりとなってもらい借入をするという方法が今では殆どを占めています。
その保証料を含む住宅ローン諸費用の違いというものが金融機関を選ぶ際の注目点となります。
諸費用と言いますと、一般的には以下のものがあります。
保証料、金融機関の手数料、印紙代、登記費用、抵当権の設定費用、質権設定費用、振込手数料です。
印紙代や登記関係の費用はどの金融機関でも変わるものではありませんが、保証料、金融機関手数料、質権設定費用はそれぞれ違います。

また、注意点として、「保証料なし」という文言があります。
上記の文言がある場合、一見お得に感じますが殆どの場合、保証料が金利に上乗せされています。
よって、正確には「金利に保証料を含んでいるので、借入時に保証料を一括で支払う必要はありません」ということになります。
諸費用の違いで大半を占めるのは保証料であり、保証料が金利に含まれているのか、一括で支払うのか。また、保証料が安い金融機関または保証会社はどこかを比べてみることがローンを検討する際のスタート地点と言えます。不動産会社のサイトというのも今ではだいぶコンテンツが充実していますね。